1: ◆sRJYpneS5Y 2015/01/31(土)01:37:07 ID:???
インドが、同国海軍の次期主力潜水艦候補に日本の「そうりゅう」型を検討していることが
分かった。インド政府が日本政府に対し、同艦をインドで共同生産する可能性を検討するよう
に要請したという。インド紙『タイムズ・オブ・インディア』(TOI)が29日、匿名ソースの
情報として報じた。
◆競合相手は仏独露西
TOIの報道によれば、インド政府はこのほど、日本政府に対し、6隻の通常型潜水艦を新造する
80億ドル規模のプロジェクトへの参加を要請した。このプロジェクトは、南シナ海やインド洋で
強まる中国の脅威に対抗するため、2007年に立ち上がったインド海軍の潜水艦隊増強計画で、
「プロジェクト75インディア」と名付けられている。老朽化や事故で消耗した潜水艦隊を最新の
通常型潜水艦6隻に置き換える予定で、対地攻撃能力や長時間潜航能力、長い航続距離などの性
能が求められている。
「プロジェクト75インディア」は、外国製の潜水艦の「輸入」ではなく、インド国内の造船所
とのジョイントベンチャーによる共同生産が前提になっている。既にフランス、ドイツ、ロシア、
スペインのメーカーがこの“潜水艦契約レース”に参入を表明しているという。そのうち、
仏独露は過去にインドへ潜水艦を供給した実績がある(TOI)。一方、米誌『ナショナル・
インタレスト』は、日印が安倍首相とモディ首相の就任以来、特に防衛面で急接近している点を指摘。
それが「そうりゅう」型の採用に有利に働くかもしれないと見ている。 (略)
◆契約成立でもロールアウトは7年以上先
「そうりゅう」型の輸出を巡っては、既にオーストラリアとの交渉が広く報じられている。
TOIも「成立から何十年も経過した古い自主規制が解かれた」と、安倍政権が昨年行った武器輸出
規制の緩和に注目している。同紙などは、日本とインドの間で既に、新明和工業製のUS-2飛行艇の
売買契約が話し合われている件にも触れている。
「プロジェクト75インディア」は2007年に立ち上がったが、 TOIによれば、インドの防衛機構に
はびこる「官僚主義的な無関心」によって、繰り返し実施が延期されてきたという。しかし、昨年
就任したモディ首相はプロジェクトの推進に熱心だといい、外交誌『ザ・ディプロマット』によれば、
インド政府は昨年10月にようやく具体的な計画にゴーサインを出したのだという。
ただし、『ナショナル・インタレスト』は、次のように釘を指す。「インド海軍が日本の潜水艦を
運用するのを、近々見られると期待してはいけない。インドが契約先を決定するのに2年はかかると
見られており、最初の艦がロールアウトするまでにはさらに7、8年はかかるだろう」。
それでもこのタイムテーブルは、考えられうる最速のものだという。
以下略 全文 ライブドア/ NewSphere
http://news.livedoor.com/article/detail/9734064/
引用元スレッド:http://uni.open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1422635827/
【【軍事】インドの次期潜水艦、日本の「そうりゅう」型か? 日米豪印の体制強化と現地紙報道】の続きを読む
分かった。インド政府が日本政府に対し、同艦をインドで共同生産する可能性を検討するよう
に要請したという。インド紙『タイムズ・オブ・インディア』(TOI)が29日、匿名ソースの
情報として報じた。
◆競合相手は仏独露西
TOIの報道によれば、インド政府はこのほど、日本政府に対し、6隻の通常型潜水艦を新造する
80億ドル規模のプロジェクトへの参加を要請した。このプロジェクトは、南シナ海やインド洋で
強まる中国の脅威に対抗するため、2007年に立ち上がったインド海軍の潜水艦隊増強計画で、
「プロジェクト75インディア」と名付けられている。老朽化や事故で消耗した潜水艦隊を最新の
通常型潜水艦6隻に置き換える予定で、対地攻撃能力や長時間潜航能力、長い航続距離などの性
能が求められている。
「プロジェクト75インディア」は、外国製の潜水艦の「輸入」ではなく、インド国内の造船所
とのジョイントベンチャーによる共同生産が前提になっている。既にフランス、ドイツ、ロシア、
スペインのメーカーがこの“潜水艦契約レース”に参入を表明しているという。そのうち、
仏独露は過去にインドへ潜水艦を供給した実績がある(TOI)。一方、米誌『ナショナル・
インタレスト』は、日印が安倍首相とモディ首相の就任以来、特に防衛面で急接近している点を指摘。
それが「そうりゅう」型の採用に有利に働くかもしれないと見ている。 (略)
◆契約成立でもロールアウトは7年以上先
「そうりゅう」型の輸出を巡っては、既にオーストラリアとの交渉が広く報じられている。
TOIも「成立から何十年も経過した古い自主規制が解かれた」と、安倍政権が昨年行った武器輸出
規制の緩和に注目している。同紙などは、日本とインドの間で既に、新明和工業製のUS-2飛行艇の
売買契約が話し合われている件にも触れている。
「プロジェクト75インディア」は2007年に立ち上がったが、 TOIによれば、インドの防衛機構に
はびこる「官僚主義的な無関心」によって、繰り返し実施が延期されてきたという。しかし、昨年
就任したモディ首相はプロジェクトの推進に熱心だといい、外交誌『ザ・ディプロマット』によれば、
インド政府は昨年10月にようやく具体的な計画にゴーサインを出したのだという。
ただし、『ナショナル・インタレスト』は、次のように釘を指す。「インド海軍が日本の潜水艦を
運用するのを、近々見られると期待してはいけない。インドが契約先を決定するのに2年はかかると
見られており、最初の艦がロールアウトするまでにはさらに7、8年はかかるだろう」。
それでもこのタイムテーブルは、考えられうる最速のものだという。
以下略 全文 ライブドア/ NewSphere
http://news.livedoor.com/article/detail/9734064/